ガンダムAGE9話。
なんか今回はまともでした。全体的に見て今までで一番楽しめたような。
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キャラクターの芝居にも安心感がありましたし、ロボットの作画もしっかりしてました。
シナリオには色々微妙なところもありましたが、そこはガンダムシリーズでなく
「スペースオペラ風RPGロボットアニメ」と認識することで可能な限りスルーするよう心がけました。
あ、工房の親父がUEのロボットをそれと知らずに預かっていたというのはかなりしんどかったな。
(ロボットを扱うという職業柄、UEのロボット型兵器の情報にうといってことはないはずです)
第8話のような説明不足のシナリオと見せ場の無駄遣い感にいらいらすることもなく、
(他話数に比べて)完成度の高い回だと穏やかな気持ちで視聴していたのですが、
今回のラスト、艦長がUEの本拠地に殴りこみをかけると宣言する場面はかなりしんどかったです。
戦艦5隻ぽっち(うち4隻はシロウト集団が運用)で
戦力的に差がありすぎる(敵ロボットを撃破できるロボットは2体だけ)上に
どれだけ数がいるかわからない正体不明な敵の本拠地に乗り込むって無茶すぎます。
どこのファンタジーRPGですか。
大部分のメンバーが艦長に同調してしまうあたりもゲームっぽくてステキ!
リアルSFっぽい世界設定とことごとくかみ合わないシナリオだなぁ・・。
次回はエウバ・ザラム(スペースコロニーのロボットサバゲーサークル)と力を合わせて
UEの大軍団と戦う話みたいですが
1世代に時間をかけられないからといっていくらなんでもこれは駆け足過ぎです。
主人公はロボットの操縦にまだまだもたついてる感じなのに。
ダイジェストっぽく見えてしまう弱点はありますが
ひとつの話数のなかでも週間~月間程度の時間経過の表現をいれて
それぞれのキャラクターが戦闘や訓練などで経験を積む描写をするべきだったのでは。
加えて早々にガンダムAGE1・スパロー登場だそうで。
もうタイタスのプラモデル売る気ないだろ、まったく。
パワータイプのロボットって、そのクセの強い性能を十分に使いこなした戦い方ができれば
そのかっこよさがより引き立つと思うんですけど
タイタスの場合、パイロットのフリットはロボット自体の操縦にまだ慣れてない風なので
格闘ゲーム初心者がザンギエフとかアレックスをつかってるような感じで(分かりにくい例え)
パワーキャラのかっこ悪い部分ばかりが目立ちます。作中での扱いもなんだか
「こういう玩具があるからとりあえず出してくれ」とノルマ的に登場させられたようにしか見えません。
最初のガンダムのビームジャベリンとかGアーマーみたいな。
余談。
シナリオはともかく作画は今までで最もよかった(特にメカ)と感じたので
今回はどんなスタッフが参加しているのだろうとスタッフロールを見ていると
「蒼き流星SPTレイズナー」や「機動戦士ガンダム0083」
などにも参加していた凄腕アニメーターの方が参加されており、
なるほどこの人が参加しているのだったら今回のメカ作画の質の高さも納得出来るように思いました。
(さすがに今回出てくるメカ全部を担当してはいないだろうと思いますが)
完成!「ユミ先生ひとりあそび」
表紙線画素材。»